アダチルニートの明るい脱獄日記

ニートじゃなかった期間を経てニートに還る。アダルトチルドレンのムショみたいな家の苦しみの叫び。いつか脱獄できることを誓って。百転び百一起きの精神で読んでる人を笑わせたいネガティブに。

キ◯ガイの子はキ◯ガイになります

昨日から喉に異物が詰まってるみたいな感覚がして気持ち悪い。

こないだ父に言われたことは、母によると、父の希望を言っただけだから聞かなくていいんじゃないかと言っていた。

私はそれを信じることにしたが、あの人間に何も言わず伝わるわけがなかった。

今日の朝も前日の酒のせいか、時間ギリギリになって目がさめた。

最近こういうことが多くて、アラームすらさっぱり気づかなかった。

うんざりして行きたくない気持ちが大きかったが、昨日の晩母にお願いだから来てくれと言われたのを思い出し、しぶしぶ準備した。

母はともかく、私が早く帰るようになってから父がふんかきだけでいいからいてくれなどと言ってくるのが鬱陶しくてしょうがないので、よけいに行く気がしなかった。

父は私がそもそもなぜ早く帰るようにしたのかを理解していない。

理由も言ってないが、普通の人間なら考えるし、「嫌なのかな?」くらい考えるんじゃないか。

あの人間とのコミュニケーションはとっくに終わっているのでこちらもろくに取る気がない。

取ったとして日本語が通じると思えない。

相手の立場や気持ちも考えず、一方的に自分の希望を押し付けるその自己中さ。

案の定、父が近づいてきて言ってきた。

この前帰ったでしょ?と気味の悪い薄笑いを浮かべて言ってから、再び仕事の説明を始めた。

私はこの時点で聞いていなかった。

なんだか怒りが湧いてきてそれどころではなかった。

この人間は、本気で私が仕事の説明を間違えて早く帰ってしまったと考えているのだろう。

その短絡さに虫酸が走った。

私は怒りを抑えられず、その後のふんかきの道具をものすごく音を立てて響かせながらカンカンやっていた。

もう自分はだいぶキテいる。

人の目線などどうでもいいほど限界に来ていた。

まああのクソキ◯ガイはどうせ気づかないだろうが。

キ◯ガイの子は(つまり私)キ◯ガイなのだ。

真人間にはなれない。

もう知ったこっちゃないという気分だった。

どうせ自分は外れた人間だ。

なにせあれの子供なのだ。

そんな感じで精神と体が分裂していたのだが、それでも衝動的に帰ろうとする自分を理性が抑えつけた。

また鼻水が出てきた。

寒いしいつも鼻水くらいでてくるけど、最近は拭かないといけないような変なのが出てくる。

私は母に近づき、ティッシュがないか聞いた。

母は私の顔を見ながら胸ポケットからティッシュを取り出した。

最後の一枚、と言って渡された。

最後の一枚、という言葉がなんだか頭に残った。

最後か。

私もこれで最後なのだろうか。

いつも以上に私が無表情で様子がおかしいことに気づいたのかはわからないが、私の顔を見た母は、「またなんか言われたのかい?」と聞いてきた。

察したらしく、私が答えづらく不機嫌そうに黙っていると、「嫌だったら帰っていいよ」と珍しく言ってきた。

私は頷き、父の横を通り過ぎ、道具を置いて去った。

靴を洗おうと思っていたがそんな余裕もない。

家に帰り、母に言われた洗濯物を干した。

ふと思ったが、父の兄が死んでから父が跡を継いだのは、もちろん先祖を思って家業を守るため、などではなく、人に従う仕事がいやだったからではないかと思った。

あの人間はとかく人の下につくことが耐えられない。

私も見事に受け継いだわけだが。

まあどうでもいい。

疲れたから寝る。