アダチルニートの明るい脱獄日記

ニートじゃなかった期間を経てニートに還る。アダルトチルドレンのムショみたいな家の苦しみの叫び。いつか脱獄できることを誓って。百転び百一起きの精神で読んでる人を笑わせたいネガティブに。

母宛の手紙を読んだ

親から酷い扱いを受けたから、人の気持ちがわからない人間に育った、という説に疑問を感じる。

どんな毒親に育てられても、みんなが毒親と同じように酷い人間になるわけではない。

ということは、親からどんな扱いを受けたか?というよりも、本人の資質と、どんな体験をし、何を学んだかによるのではないかと思う。

ところで、普通なら人の手紙とか携帯とか見るタイプじゃないんだけど、妙に気になって、テーブルに置いてあった母宛の友達からの手紙を読んでしまった。

その友達を仮にA子さんとする。A子さんは私も何度か母を通して会ったことがあり、その子供とも小さい頃一時期仲良くしていた。

A子さんは母と違いのんびり屋という感じの人だった。

この前もお店で母と一緒にA子さんに会ったのだが、部屋を片付けるのが苦手?と聞いて親近感が湧いた。

A子さんの子供二人もついてきていて、1人は高校生くらいの男の子だったけど、一見大人しくて、でもその年で母親についてくるんだから関係は悪くないんだろうなと思った。

うちのクソ野郎のことを思えば、切なくなった。

母は多分自分の話はあんまりしないと思うし、その時も、A子さんが無事子供を育て終えてよかったねという話だった。

母の胸中はどうだったのだろう。

自分の家と比べて悲しくなったりしなかったのだろうか。

私はどうせならA子さんみたいな人の娘がよかったなと思った。

きっとA子さんみたいに自分に厳しすぎない人の娘だったら、娘の私はだらしなくてもいいんだと思って、今より生きやすかったんじゃないかと思ったのだ。

母は自分に厳しく、私にも厳しい。クソ野郎には甘いけど。

厳しいといっても教育ママとかそういうのじゃないけど、差別されてきたので複雑な気持ちだった。

親の姿勢は子供にも移るんだなあと思った。

とはいえ、むしろ私は母を反面教師にして怠け者のようになったようなものだ。無意識だけど。

母を思い出すので、せかせかした人や、潔癖症のような人がどうも苦手だ。

手紙の内容は、A子さんの娘が仕事をやめたけど、今は別の仕事をしていてA子さんも認めているというようなことと、死んだ友達が夫からDVに遭っていたが耐えていて、それに気づいてあげられなくて後悔しているというようなことだった。

あとは他の知り合いが母の心配をしていたよという話。

DVに遭っていた友達に気づけなくて後悔しているなんて、なんてまともな人だろうと思った。

私の母は、自分のきょうだいや、友達の話ならきっと怒るし助けようとするのかもしれないが、なぜかそれが子供には向かないのだ。

自分が育てた子供が間違いを犯したり、ダメな人間だなんて認めたくないのだろうか。

こないだ店で会った時、私はA子さんに「お母さん頼むね」というようなことを言われた。

なんの悪気もなかったのだと思う。

友達だったら、そりゃ心配はするだろう。

私は複雑な気分と、「何も知らないくせに勝手なこと言うな」と思った。

実際、母がA子さんにどれくらい自分の話をしているのかはわからない。

でも、少なくとも私とうまくいってない話とかはしてないだろう。

それよりも、自分の病気やクソ野郎のこと、毎日の生活で頭がいっぱいのはずだ。

まともなA子さんは、自分の友達が子供に冷たい扱いをしているなんて信じたくないし、信じられないかもしれない。

母は側から見たら完璧な主婦だし、外面もいいので人格的に破綻しているとも思わないだろう。

確かに小さい頃は、自分が母を支えようと思っていた。

だけど大きくなるにつれ、母からの扱いが雑になってきて、自分は大切にされていないのだと思うようになった。

私自身も、自分が生きるのに精一杯で、さらに家族のことまで考える余裕などなかった。

ろくに話も通じず、いつまでも子供みたいな振る舞いや言動をする母にうんざりし、関わりたくないと思うようになった。

毒親っていうと、頭が悪くて、すぐに喚きだしたりするタイプが多いように思うけど、そういうタイプなら当然友達もいないのはわかる。

でも私の母は本当にある意味裏表うまく使い分けているから外側からはわからない。

本人も世間体を守るために私以外には立派な母を演じているから、誰もその姿を知ることはない。

それに友達もいるから毒親にしては微妙なゾーンなのだと思う。

微妙は微妙でも、私にとっては毒親ですけどね笑

だからなかなか分かり合える人がいないし、ネットでもこういう微妙な人はあまりいなさそうなので悶々とする……。