アダチルニートの明るい脱獄日記

ニートじゃなかった期間を経てニートに還る。アダルトチルドレンのムショみたいな家の苦しみの叫び。いつか脱獄できることを誓って。百転び百一起きの精神で読んでる人を笑わせたいネガティブに。

先祖への怒り

好きな人からは連絡がこないことをわかっているので、ふと無料占いをしてみようと思って検索した。

すると前にも見た、「この世には跡継ぎに向いた人と、家を離れるひとに分かれます。あなたは跡継ぎになることでうまくいきます…」という占いに当たってしまった。

ああ、前のやつか、とスルーしたつもりだったが、次第に怒りが湧いてきた。

何か忘れたが何か叫んだ。

一度叫ぶとストッパーが外れ、叫ばずにはいられなかった。

父親ゆずりなのだろうか…。

死のうかなぁ!!!

おい先祖本当に守ってんのかコラァ!何も守ってねえじゃねえか!と怒りに満ちて叫んだ。

宿命に逆らってもいい、というブログを見つけて読んでいた。

散々逆らった結果がこれですよ!と叫んで両手でドンドンテーブルを叩いていた。

お湯を入れていたので、洗面所でわしゃあイカレる運命なんだよ!と叫んでタオルを引き抜いて床に投げつけたり洗濯機を蹴ったりキャビネットを蹴りつけた。

風呂入ってないから取り憑かれたかな…などと呟いた。

キレる→我に帰る→キレる→我に帰ると言う感じだった。

悲しいかな、血筋なのだろう…。怒り方がそっくりだ。

お湯を止めてからまた洗濯物籠を蹴りつけた。

宿命というのは、仲がよければ円満なのだろうが、うちの父のようにいきなり継がなきゃいけなくなったりした場合、父のようにいかれたり、呪われているようなものなのだろう。

まあキレやすいのは元々だろうけど。

ああいう場合、果たして継ぐことはいいことなのか?

そもそも継ぐなんてエゴじゃないんだろうか。

別にみんなから愛されてる大企業でもないし、そうだとしてもなくなればみんな忘れ去る。

その後、あちこちを蹴りながら皿洗いを終え、たまらず自分の部屋まで走って部屋の戸を閉め、ベッドにダイブして雄叫びをあげた。

おい殺せよ!神様よぉ!

こんな人生うんざりなんだよ!何が宿命だぁ?

ふざけやがって何が宿命だよ何を守るんだよ!

死んだほうがマシだよ!

子孫が苦しんで悲しくねえのかよおまえらはぁ!人でなしがぁ!

わざと煽るように神や先祖に向かって叫んだ。

呪いとかなんとかあるかもしれないが、怒りが抑えられなかった。

とにかく誰もいないので構わず大声で怒鳴った。

ひとしきり恨みつらみを叫んだので、少しすっきりした。

電車とかがある田舎ならともかく、電車もないこんな何もない田舎に閉じ込められなきゃいけない意味がわからない。

そこまでの愛着もないし。

わたしは基本、運命は変えられると信じたい人間だが、変えられない、変えるのが難しいこともあると思う。

そもそも母が逃げられなかったのも、家系の因縁というか怨念が強すぎたのかもしれない。

だからこそ腹が立った。

後継ぎといわれているクソ野郎は当然そんな器でもないし、長女は結婚しているし継ぐとか絶対に嫌だろう。

性格的にはわたしが適任なのかもしれないと思う。性格的にはだ。能力的な問題は別として。

でも継ぐ気などさらさらない。

いずれ殺されたりずっと閉じ込められる家畜を見ているのは辛いし、やりたくない。

母は無意識にわたしや妹を後継ぎのようなものとして育てたのだ。

自由を制限して。

長野には昔、おじろくおばさという人たちがいた話がある。

昔は長男だけが跡継ぎとして特別扱いされ、その下の兄弟はもしもの時の要因としてだけ存在する意味があった。

その中で生まれたのがおじろくおばさだ。

彼らは小さい頃から他人と関わらず、奴隷のように無感情でロボットのように生きるため育てられた人たちだ。

取材に行ってみると、彼らはとても硬い表情で笑わないのだそうだ。

そして喋ろうとしない。

なんとか打ち解けて彼らから聞いた言葉は、「外に出るなんて考えられない。楽しい思い出もない。自分は家にいるのが一番よい」というようなことを言っていたそうだ。

今で言う、発達障害精神障害なのかもしれないが、閉鎖的な環境で育てられたために悪化したのかもしれない。

まあそんな育てられ方をすれば、いくらまともな子供でも、いずれ人間味を失っていくだろう。

彼らが子供の頃からそうだったとは思えない。

当時は虐待という意識もなく、親が当たり前に奴隷として生きることを彼らに刷り込んでいたのだろう。

最近よく思うが、田舎という場所は、車がなければ遠くに行く手段もなく、人との付き合いもとても濃いか、むしろないかもしれない。

病院や相談機関も少ないので通うことも難しいため住民は諦めなければいけないこともある。

求人といっても職種は限られ、都会ほど多くはない。

ただでさえ人付き合いが苦手な田舎育ちの人が無理して接客をやるしかなかったりする。

そして結局失敗し、引きこもったり家に留まるしかない。

田舎は人は少ないが、むしろ人が苦手な人にとっては悪環境なのである。