アダチルニートの明るい脱獄日記

ニートじゃなかった期間を経てニートに還る。アダルトチルドレンのムショみたいな家の苦しみの叫び。いつか脱獄できることを誓って。百転び百一起きの精神で読んでる人を笑わせたいネガティブに。

友達を失った ①

なんだかまあ地震やら色々あってもう記憶がアレなんだが、この前会った保険会社の友達について記そうと思う。

ちょうど地震の数日前に一年以上ぶりくらいに会った。

地震が大嫌いな人なので、幸か不幸か、震度の低かったこちらにいたのはまだよかったと思う。

まあ停電とかなったけど。

どこに転職したかは聞いておらず(あるいは聞き逃したか)、別の友人から、彼女が保険会社に転職した旨を聞いていたので心構えはしていた。

二人できたらどうしようと話していたが、まさか本当に二人で来るとは。

電話では「仕事の成果を見て欲しい」みたいなよくわからんことを言っていた。

よく考えたらおかしかったが、親友レベルの友達に勧誘されるとは思っていなかったので全く気づかなかった。

妹とある建物のロビーに座った。

すると見覚えのある体格の良い友達と、同じくらいふくよかな中年女性が向こうから歩いてきた。

ボリュームもさることながら、二人で来たという衝撃、しかもスーツでやる気満々といった感じに圧倒され、一瞬言葉を失った。

友達は元々体格は良かったが、さらにボリュームアップしたように見えた。

ユニクロか何かで買ったっぽいスカート、赤い襟なしシャツ(カッコいい言い方があるのだろうが)、ストライプのバッジ付きジャケット。

対して私はかつて友達とハマったショッキングピンクのバンドT、ジーンズにブルゾン(ちえみではない)、ニット帽というラフな格好。

バンドTを着てきたのには無論意味がある。

私はこの再会が最後になる予感があった。

一応、まだ私は友達のつもりでいるのだ、という謎のアピールであった。

正直、一人でこの大柄な女性二人を相手にするのは物理的な意味でも、精神的な意味でもかなりきつかったので妹がいて助かった。

しかし、考えてみれば友達は元々こういう人であった。

前に二人で遊ぼうと言った時に、待ち合わせた彼女は、イヤホンで誰かとしゃべっていた。

ネットの友達か何からしい。

私がいてもしばらくやめる気配はなく、私は怒りと唖然とに襲われた。

そこで怒れば良かったのかもしれないが、何しろ私はこういう自分の主張を伝えるのが苦手だ。

彼女の方は私をバカにしているとかそういうのではなく、それが普通のことらしかった。

彼女は自分でも気づいていないほど寂しがりなのではないかと思った。

そういう彼女なので、はっきり勧誘するなどとは言わなかったはずが、いきなりスーツでバリバリ勧誘する気で来ても、私の反応を伺う様子もなかった。

私も友人から聞いていなかったら、かなり驚いてどうにもしようがなかったに違いない。

心臓に悪いサプライズだ。

私は彼女のことを、メンヘラ女王と冗談で言ったことがあった。

彼女は怒ることもなく、その通りだと言っていた。

互いにプライドが高く意外に繊細なところがあるのはわかっていたし、うまくそこを傷つけないように、それでもなるべく本音で接する友達関係だと思っていた。

まあ、私の方は我慢していることもあったが、それは彼女に限ったことではない。

私は相手を油断させるスキルがあるようだが、私の方は少しでも相手を傷つけそうな言葉を避ける癖があり、また相手に何か言われても怒りを抑えることが多かった。

とりあえず、回想はここまでにしておこう。

付き合いは10年もないが、とにかく一回一回が濃い体験を共にした友達だったので、ぼちぼち振り返ろうと思う。

次回に続きます。